広末涼子、“事件”直前に復帰映画の監督を切れさせた“トラブル”出演料の安さに不満、演出めぐり連日の“衝突”

4月7日夜、新東名高速道路で衝突事故を起こし、救急搬送された病院で女性看護師に暴行を加えて逮捕された、広末涼子容疑者。広末容疑者は事故の数日前から、奈良県内で俳優復帰作となる映画を撮影していた。 「広末さんが直前まで撮影していたのは、2026年に公開予定だった光石富士朗監督の映画『おんおくり』です。骨髄バンクをテーマにした作品で、オファーがあったとき、重要な役どころだと聞いて、広末さんは小躍りするくらい喜んだそうです」と、ある映画関係者が明かす。 だが、その撮影現場でトラブルが起きていたという。 「『おんおくり』の本読みが始まると、雲行きが変わっていったそうです。映画の内容が重いものですから、監督は明るい広末さんの演技はあまり求めていませんでした。しかし広末さんにとっては、これが復帰第1作になるわけですから、“健気な広末”を打ち出していきたい。それで、監督と演出について食い違いが連日、起きていたようです。 “事件”が起きる直前の、4月6日のロケは、市立奈良病院でおこなわれていました。医師、看護師と、重い病気の患者が、今後について額を寄せて話し合っている、というシーンを撮影していたそうです。それまでも広末さんは、ちょっとしたことで監督に食ってかかり、衝突することが何度かあったようですが、この日は監督のほうが切れてしまったそうです。 『やってられるか!』と、この日は監督がそう怒声をあげたそうです。ですが、出て行ったのは彼女のほうでした。翌日も同じ市立奈良病院でロケはおこなわれる予定でしたが、広末さんはそれを投げ出して、自宅のある東京に勝手に帰ってしまったんです」(同前) その帰路で、広末容疑者は衝突事故を起こした。事故現場にはブレーキ痕がなかったという。 「いまだから言える話ですが、正直言って、心の変動は激しいコです。その“発作”が出ないといいな、と思っていたんですけど……」と心痛な思いを明かしたのは、独立直後から広末容疑者の相談相手になっていたという、前の事務所の関係者だ。 「2025年になってから、ようやく仕事に対して前向きな気分になったのか、ファンクラブ以外の仕事にも営業をかけるようになっていました」(同前) だが、不倫騒動の影響が尾を引き、決まった仕事は3月29日におこなわれた台湾の音楽フェスのゲストと、地元・高知の知人からの紹介でブッキングされた「朗読劇」だけだった。 「涼子のホームページには、いくつかオファーが来ていたのですが、どう見ても実現性がない案件ばかりでした。そのなかで撮影時期、場所が明記されていたのが、今回、撮影していた映画の話でした」(同前) だが、広末容疑者は当初、この話に乗り気ではなかったという。 「涼子は『ちょっと失礼すぎるギャラだから』と、出演料の安さを理由に断わるつもりだったようです。たしかに低予算映画だったので、出演料もそれなりの額でした。いままでスター扱いされる仕事ばかりだったので、そのように考えたとしても無理はありません。ただ、社会性が高そうな内容でしたし『こうやって依頼があったのも、大切にするべき』と意見を伝えました」(同前) その後、広末容疑者は翻意して映画のオファーを受けることに。だが。そこからがたいへんだった。 「『あの映画、やることにした』と連絡があったんです。それで『ちゃんと紙のモノ(出演契約書など)を取っておくように』と助言しました。涼子は『そんなの、わかってるから』と、子ども扱いでもされたと思って、むっとしていました」(同前) この事務所関係者は、映画の企画書を見て、気になることがあったという。 「具体的になった企画書を見せてもらいましたが、『広末涼子』の名はどこにもありません。それを問いただすと『低予算の作品に広末が出るとわかると、うさん臭がられるから、わざと伏せているそうだよ』と無邪気に言っていました。おそらく企画内容から、公共施設や病院などをロケ地として借りなくてはいけないので、涼子の名があると、借りられるものも借りられなくなるからでは? と、直感的に思いました」 映画が具体的に動きだしてからは、広末容疑者の感情はジェットコースターのように激しく上下していった。 「『撮影は早朝からやるから』と、やたらと早起きをして、私にも電話をしてくるんです。着信が6時とかは普通で。一方で、気分が落ちると手に負えない感じになります。今度は『早く起きなきゃ、って思うとずっと眠れなくて』と、真夜中に連絡があったり。涼子は以前、通院をしていましたし、薬を処方もしてもらっていたこともありました。今回のことで多くの人に迷惑をかけました。心の問題だけでなく健康も蝕んだとすれば、もう仕事は休んでほしいですね』(同前) 現在、『おんおくり』の制作は中断されているという。広末容疑者の今後を、前出の映画関係者はこう話した。 「歌手活動も好調だったのに、墓穴を掘った感じですね。こうなるとB級映画くらいしか、今後お呼びはかからないでしょう」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加