静岡地検浜松支部は16日朝、交通事故後に搬送された病院で看護師に暴行し軽傷を負わせたとして、傷害の疑いで逮捕された女優の広末涼子(44)を釈放した。今後、任意で捜査を続ける。 広末さんの個人事務所が公式サイトで釈放と謝罪、今後についてのコメントを発表した。全文は以下の通り。 このたび、広末涼子の勾留が解除されましたことをご報告申し上げます。 本件の被害者の方々に対し、心より深くおわび申し上げます。また、関係者の皆さまにも、ご心痛、ご負担をおかけしたことを真摯に受け止め、誠実に責任を果たしてまいります。 本件に関連し、広末涼子は検査に協力し、正式な鑑定結果においてアルコールや違法薬物は一切検出されておりません。家宅捜索においても薬物が押収されたという事実はございません。本人は、過去を含め、薬物に一切関与しておりません。 広末涼子本人は、被害者をはじめ多くの方々に多大な迷惑と混乱を与えてしまったことを大変申し訳なく思っており、深く反省しております。 また、本人には、精神的に不安定な状態がみられたこともあり、今後は適切な医療機関にて診断を受けた上で、医師の指導の下、慎重に治療と健康回復に努めてまいります。 つきましては、本人および家族、関係者への直接的な取材や接触は、回復の妨げとなる可能性がございますため、何とぞご理解とご配慮を賜りますようお願い申し上げます。 今回の件により、出演を予定していた仕事の一部が中止・延期を余儀なくされたことにつきまして、関係する皆さまには多大なるご迷惑とご負担をおかけしましたことを、深くおわび申し上げます。また多くの皆さまに多大なる心配をおかけしましたことを重ねておわび申し上げます。 最後に、ファンの皆さまにおかれましては、ファンクラブや公式ホームページを通じて寄せていただいた温かいメッセージに、心より御礼申し上げます。皆さまからのお言葉は、関係者一同にとっても大きな支えとなっております。 今後につきましては、本人の体調と状況を見極めながら、慎重に対応を進めてまいります。