求刑を受けたのは、三重県鈴鹿市の無職・川元一寛被告(35)です。 起訴状などによりますと、川元被告は2024年11月、鈴鹿市の国道23号で、患者を救急搬送中の救急車に対し、急な車線変更や停止を繰り返す「あおり運転」をし走行を妨害したとして、公務執行妨害と道交法違反の罪に問われています。 16日の裁判で検察側は「被告は以前から妨害運転を繰り返す常習性があり、犯行対応は悪質」とし、ほかに起訴されている、盗撮目的で女性トイレに侵入した罪とあわせ懲役2年を求刑しました。 弁護側は「反省して免許を返納している」などとして執行猶予付きの判決を求めています。 判決は5月9日に言い渡される予定です。