宮城県遠田郡内の建設工事現場で在留資格がなくなったインドネシア国籍の外国人2人を不法に働かせたとして、茨城県の建設会社の会社員の男が16日、逮捕されました。 出入国管理及び難民認定法違反の疑いで逮捕されたのは茨城県古河市に住む会社員の男(29)です。 警察によりますと男は去年4月から10月にかけ、宮城県遠田郡内の建設工事現場で、在留の資格が無くなったインドネシア国籍の外国人2人を働かせて、不法に就労させた疑いが持たれています。 男は茨城県内の建設会社の実質的な経営を担っていて、警察の調べに対し「雇ってはいたが不法就労になるとは知らなかった」と容疑を一部、否認しています。 インドネシア国籍の外国人2人は去年10月、国内に不法に残留したとして、宮城県警に逮捕されています。