4月16日、タレントの「デヴィ夫人」ことデヴィ・スカルノ氏が、暴行の疑いで書類送検されたことが報じられた。過去に、デヴィ夫人はバラエティ番組での行動が物議を醸したことがあって──。 書類送検の容疑は、デヴィ夫人が自身の事務所で働いていた女性にグラスを投げつけたことだった。 「事務所スタッフの女性の送別会として、2025年2月、デヴィ夫人を含む6人ほどで食事していたところ、今後の活動方針などをめぐって口論に発展。デヴィ夫人がテーブルにあったグラスを女性に向かって投げたと見られています(デヴィ夫人は容疑を否認)。 書類送検が伝えられた当日、デヴィ夫人は自身のInstagramにファッションショーに参加した際の写真を投稿しましたが、騒動については触れていません」(スポーツ紙記者) かつて、デヴィ夫人と同居していたことで知られる口笛奏者の加藤万里奈も、2023年8月28日に自身のXで《もちろん大喧嘩します》と、デヴィ夫人との “日常的な喧嘩” を告白。 さらに、《一番言いたい事言い合えて大声出して喧嘩するけれど、喧嘩した次の日は夫人から「あ〜た、どっか美味しいものでも食べに行く?」と》と、何ごともなかったように振る舞うデヴィ夫人の様子も明かしていた。 ただ、暴行疑いでの書類送検について、Xでは 《まあ実際シリーズ化するくらいデヴィ夫人のシンプル暴力多いからね》 《この人、思い通りにいかないと暴力振るうタイプ?》 《デヴィ夫人の書類送検、驚きはないね。昔からトラブル多いし》 など、呆れる声が聞こえている。冷ややかな目を向けられるのは、こうしたトラブルを起こすのが初めてではないからだろう。 デヴィ夫人は、インドネシアのスカルノ元大統領の第3夫人として “セレブ” なイメージが強いが、たびたび警察沙汰を起こしている。 「1992年、アメリカでおこなわれたパーティー会場で、フィリピン第4大統領の孫娘だったミニー・オスメニャ氏の顔をシャンパングラスで殴り、37針縫う大ケガを負わせ、傷害容疑で逮捕。禁錮60日、罰金750ドルの判決を受け、34日間収監されました。 2009年には、デヴィ夫人が北朝鮮のミサイル発射実験にコメントしたところ、抗議する右翼団体が自宅前に街宣車で乗りつける事態に。激怒したデヴィ夫人が、街宣車に植木鉢を投げつけ、警察官が駆けつけました。 たびたび警察沙汰のトラブルを起こしているため、今回の件に呆れる人も多かったのでしょう」(芸能記者) デヴィ夫人は、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、85歳ながら体当たりでロケに挑む姿で、人気を博した。 ただ、過去に同番組での行動も物議を醸したことがあった。 「2022年9月、デヴィ夫人や堀田茜さんら4人がドバイを訪れる『デヴィ女子会 in ドバイ』という企画のロケでのことです。 グランピング施設に3人しか泊まれない番組のルールで、宿泊場所をかけてゲームがおこなわれたのですが、デヴィ夫人が負けて、1人だけ小さなテントに泊まることになりました。 ただ、テントの環境が不満だったようで、腹を立てたデヴィ夫人は番組スタッフに『これは本当に人道に反する。ひざまずいて』と、土下座して謝罪させたのです。 バラエティ番組のノリとして見る人もいた反面、『笑えない』など、批判的な意見もあがっていました。今回、暴行の疑いで書類送検されたことで、視聴者の見る目も変わってしまいかねません」(前出・芸能記者) 4月18日には、衆院議員会館でおこなわれる「動物愛護推進勉強会」に特別ゲストとして出演する予定のデヴィ夫人。 一連の騒動について口を開くか──。