麻生久美子主演、塩野瑛久共演の金曜ナイトドラマ「魔物」(毎週金曜夜11:15-0:15、テレビ朝日系※一部地域を除く)の第1話が4月18日に放送。禁断の恋が始まりそうな展開に「展開が楽しみ」といった投稿が相次ぎ、反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます) ■日韓クリエイター共同制作のラブサスペンス 同作は、テレビ朝日と「梨泰院クラス」などで知られる制作スタジオ・SLLがタッグを組み、日韓クリエイターが共同制作するオリジナルドラマ。愛と欲望をセンセーショナルに描く禁断のラブサスペンスで、不倫、DVなど、愛と欲望にまつわる過激なテーマと、満たされない人間たちの歪んだ人間模様を美しい映像とともに描く。 ■実力派俳優が愛と欲望を抱えるキャラクターを演じる 実力ゆえ将来を嘱望されながらも孤独を抱えて生きる美しき女性弁護士・華陣あやめを麻生が、“愛=所有”と信じる、危うさをはらんだ美しく魅惑的な男・源凍也を塩野が演じ、凍也の妻・夏音役を北香那、元人気キャスターで、現在はコスメブランドを展開する実業家・最上陽子役を神野三鈴、陽子の夫で元天才作家の大学教授・名田奥太郎役を佐野史郎が務めている。 また、あやめの先輩弁護士・今野昴を大倉孝二、陽子と名田夫妻の一人息子で凍也の親友・名田潤を落合モトキ、正義感の強いパラリーガル・渚来美を宮本茉由、あやめが所属する法律事務所の代表・井村讃一郎を宮崎吐夢、刑事として登場人物たちと関わる金原真澄をうらじぬの、仁川鯨を若林時英が演じている。 ■殺人事件の容疑者として逮捕されてしまう凍也 優秀な孤高の弁護士として日々奔走するあやめ。ある日、カリスマ実業家・最上陽子が理事を務める女性団体のDV被害セミナーに、パネラーとして招かれた彼女は、一人の女性と出会う。 源夏音と名乗るかれんな女性は、ネイリストとして陽子が営むサロンに勤務しており、彼女の夫と陽子の息子・潤が高校時代の同級生だった縁から、夫婦で陽子の家の“離れ”を借りて暮らしているという。さらに夏音は、夫から愛ゆえの暴力を受けていることを匂わせながらも、意味深にほほ笑み、その場を去っていく。 その夜、あやめのもとに夏音から電話が入る。「助けて…」というおびえた声を聞き、夫に暴力を振るわれたものと思ったあやめは、彼女を救うべく家を飛び出す。しかし、夏音と落ち合うはずの場所に現れたのは、この世の者とは思えないほど魅惑的で端正な顔立ちの男・源凍也だった。 夏音の夫だと名乗る凍也は、「酒に酔った妻が間違えて電話をかけてしまった」と真摯(しんし)に謝罪。さらに、乱暴な運転をする自転車からあやめを庇い、とっさに抱きすくめられたあやめは、凍也の甘くも挑戦的なまなざしに困惑し、その温もりが忘れられなくなっていく。 後日、陽子の夫であり、あやめの恩師でもある大学教授・名田奥太郎がセクハラで告発される。あやめは、その弁護を担当することに。詳細を聞くため陽子の自宅を訪れたあやめは、そこで再び凍也と再会する。どこか影を抱えながらも無邪気な笑顔を見せる凍也に、あやめは次第に引かれていく。 あやめの尽力により、奥太郎に対する告発は収束へと向かっていた。ところが、数日後、奥太郎が何者かに殺害される事件が発生。その容疑者として逮捕されたのは、凍也だった。殺人事件の容疑者となった凍也と、その担当弁護士となったあやめ。禁断の恋が始まりそうな第1話の展開に、SNSでは「登場人物は秘密だらけ」「全部仕組まれてる?」「韓国ドラマっぽい」「展開が楽しみ」「美しすぎ」といった投稿が相次いだ。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部