旧中野区役所の解体工事現場から銅線を盗んだとして、ベトナム国籍の男が逮捕されました。 警視庁によりますと、ベトナム国籍で古物商のタイック・バン・トゥアン容疑者は、去年11月、仲間と共謀して、旧中野区役所の解体工事現場から、銅線ケーブルなど37点、およそ42万円相当を盗んだ疑いがもたれています。 警視庁は23日、埼玉県の関係先に家宅捜索にはいりました。タイック容疑者は、実行役の別のベトナム人の男から現場で銅線を買い取り、トラックで運搬していたとみられています。 調べに対し、タイック容疑者は「買い取りの依頼を受け、銅線を運び、結果的に盗んだことは認めますが、窃盗の目的はありませんでした」と容疑を否認しているということです。