「もし赤ちゃんがいたら」「殺人未遂では?」ショッピングモールで椅子を投げ落とした少年たちを逮捕

ロンドン東部にあるショッピングモールで、10代の少年2人が最上階から巨大な椅子を投げ落とすという事件が発生。椅子は1階にいた買い物客のすぐそばに落下し、一歩間違えば命に関わる危険な行為にSNSでも怒りと驚きの声が相次いでいる。メトロポリタン警察は、14歳と16歳の少年2人を逮捕。重大な危害を加える意図があったとして「犯罪的損害」の容疑で起訴した。法律上の理由から、名前は公表されていない。 騒動が起きたのは、4月上旬。SNSに投稿された映像では、グレーのパーカーを着た少年が青い布製の丸椅子を3階から持ち上げ、迷うことなく下のフロアへ向かって投げ落とす様子が映っていた。 椅子は複数階を跳ねるように落ち、大きな音を立てて1階に落下。一般の買い物客からわずか数cmという位置だった。少年の友達であろう撮影者は「もう少しで人を殺すところだった」とキャプションを添えており、ことの重大さをわかっていない様子。 さらに動画には、椅子を投げた少年に加え、それを撮影していたと思われるもう1人の少年、さらにその場にいた複数人のグループが映っており、彼らは椅子を落とした直後、甲高い笑い声を上げながらエスカレーターを駆け上がり、そのまま逃走。 一部始終を記録した映像の中で、少年が「自分があんなことしたなんて信じられない」と言う声も記録されており、犯行の悪質さがより際立っている。

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