今年1月、福岡県八女市の国道で暴走行為などをしたとして、15歳から17歳の少年3人が逮捕されました。 道路交通法違反(共同危険行為等の禁止・無免許運転)などの疑いで逮捕されたのは、福岡県八女市に住む会社員の少年(16)と自称・建設作業員の少年(17)、大牟田市に住む無職の少年(15)の計3人です。 少年らは、今年1月12日午前1時半すぎ、八女市蒲原の国道442号でヘルメットを着用せずに原付バイクに2人乗りした上で、赤信号を無視して一団となって交差点に侵入し旋回走行するなどした疑いが持たれています。 警察によりますと、「スクーター2台で暴走するという内容がSNS上に上がっている」と警察に情報提供があり、事件が発覚。 現場に駆けつけた警察官が撮影した映像などから、少年らの関与が浮上しました。 取り調べ対し少年らは「警察官から追いかけられるスリルを味わいたかった」「楽しそうだったからやった」「暴走を楽しみたいと思い暴走した」などと話し、全員容疑を認めているということです。 警察は、別の事件で逮捕したもう1人の同年代の少年についても、今回の事件に関与した疑いがあるとして捜査を進める方針です。