収賄の疑いでまた職員が逮捕 前回は家具で今回は電動ドリル 市長が謝罪「信頼回復は一朝一夕には」

工事業者の選定で便宜を図った見返りに、高額の電動ドリルなどを賄賂として受け取ったとして、福岡県直方市の職員の男が逮捕されました。相次ぐ職員の逮捕を受け、大塚進弘市長が会見を開き、謝罪しました。 ■直方市・大塚進弘市長 「深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございません。」 直方市によりますと、収賄の疑いで逮捕された森健悟容疑者(43)は遅刻や無断欠勤もなく、勤務態度は良好だったということです。 直方市をめぐっては去年、浄水施設の管理業務で特定の会社が受注できるよう便宜を図った見返りに家具などを受け取ったとして、水道施設課の元係長の男が逮捕され、ことし有罪判決を受け、控訴しています。 相次ぐ職員の逮捕を受け、大塚市長は。 ■大塚市長 「深く反省しないといけないし、 行政への信頼回復は一朝一夕にはいかないかもしれないが、(再発防止の)仕組みづくりをやっていかないといけないだろうなと。」 直方市は職員に対し、服務規律を順守するよう呼びかけを行うほか、去年も行った倫理研修をことしも継続して行うとしています。

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