新型コロナウイルス対策の中小企業向けの補助金をだまし取ったとして、滋賀県警捜査2課と草津署は30日、詐欺の疑いで、滋賀県草津市の飲食店経営の男(50)と、宮崎県日向市の農業の男(53)を逮捕した、と発表した。 逮捕容疑は共謀し、2022年9月8日ごろ〜24年7月12日ごろ、中小企業庁のコロナ対策補助金事業で、飲食店経営の男が経営する飲食店の改装工事費を水増して請求し、現金約1860万円をだまし取った疑い。 逮捕はともに4月9日。県警によると、2人は知人で、農業の男は事件当時、滋賀県内の建築会社役員で水増しした見積書などを作成していたとみている。飲食店経営の男は詐欺罪で起訴され、農業の男は処分保留で釈放されたという。