「金融庁職員」名乗った男は16歳 「だまされたふり作戦」で現行犯逮捕 広島・福山市

いわゆる「だまされたふり作戦」で特殊詐欺の「受け子役」とみられる16歳の少年が現行犯逮捕されました。 詐欺未遂で逮捕されたのは、東京都東村山市の少年(無職・16歳)です。 警察によりますと今年4月25日から5月1日までの間、氏名不詳の人物が複数回にわたって警察官などになりすまし、福山市の男性(無職・59歳)に「あなたの携帯電話や銀行口座が犯罪に利用されている」「口座から3000万円を引き出して紙幣を捜査する必要がある」などと電話をかけました。 不審に思った男性から相談を受けた警察が、「だまされたふり作戦」を実施。5月1日、金融庁職員になりすました少年が男性の自宅を訪れ現金を受け取ろうとしたところ、周辺を警戒していた警察官が少年を現行犯逮捕しました。 調べに対し、少年は「黙秘します」と供述しています。 警察は、少年の共犯者や余罪などを詳しく調べています。

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