玉川徹氏「警察は民事不介入たたき込まれてる?」川崎事件「一番の問題は遺族と警察の対立」識者

元テレビ朝日社員の玉川徹氏(62)が5日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。川崎市でアルバイト岡崎彩咲陽(あさひ)さん(20)が一部白骨化した遺体で見つかり、元交際相手の白井秀征容疑者(27)が死体遺棄容疑で逮捕された事件で、ストーカー被害を相談されていた神奈川県警の対応についてコメントした。 岡崎さんは2日、川崎市の民家で一部白骨化した遺体でも見つかり、済んでいた白井容疑者が米国から帰国後、県警の捜査員に連行され逮捕された。2人は交際して一旦は別れたが何度も復縁。県警にはストーカー行為の被害が複数回、通報されていたが、警察ではストーカー行為とは認識してなかったことが判明している。 玉川氏は「今から25年前の埼玉・桶川市で起きたストーカー殺人事件がきっかけになっているですけど、あの時はストーカーみたいなことも考えもあんまりなくて、殺されてしまう被害者側は対応してくれ、って何度も警察に言ったんだけれども、男女関係については、ってそういう感じだった」と話し「警察、って民事不介入を徹底してたたき込まれてるんですかね?」と質問した。 元埼玉県警の佐々木成三氏は「今はないですね。このストーカー事件を受けて、DV、ストーカー事件を警察は積極的にやろうということで、桶川事件とは違って、署だけの判断ではなく捜査一課の入っている人身対策課と情報が連携されている。もし署が被害届を取らないといっても、本部がそれを取ってこいと、これは警告しなさいと、そういう連携もできますので、桶川の事件とは今、警察の連携は大きく変わっている」と説明した。 説明を聞いた玉川氏は「結局は警察との信頼関係だと思う。法律をどうこうするってことじゃなくて、被害者の声を親身になって聞くような…もしかしたら警察側も女性がいいのかもしれない。被害が起きてしまったら、事件が起きたら親族からしたら戻ってこないんだから」と話した。 佐々木氏は「今、この一番の問題は被害者遺族と警察が対立していること。この事件が起きたときに被害者とその家族のコミュニケーションが足りなかった」と話した。

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