周辺には複数の消臭剤…冷凍庫に女性遺体 死体遺棄は“手助け”にとどまる 親子をほう助罪で起訴 滋賀・長浜市

住宅の冷凍庫から遺体が見つかり、逮捕された親子。死体遺棄についての起訴は「ほう助=手助け」をしたにとどまりました。 死体遺棄ほう助の罪で起訴されたのは、滋賀県長浜市の岩瀬浩一郎被告(72)と息子の龍彦被告(49)です。 起訴状によりますと、2020年9月から今年4月までの間、自宅の冷凍庫に、浩一郎被告の元妻の弟である野中秀紀被告(63)が妻のまりこさん(当時53)の遺体を入れていることを知りながら、複数回にわたり冷凍庫の周辺に消臭剤を設置するなどしたとされています。 警察によりますとまりこさんは岩瀬被告らと同居し、2020年9月初旬ごろに死亡したとみられますが、死因はわかっていません。 岩瀬親子が今年4月に逮捕されたのは死体遺棄の疑いでしたが、大津地検は「捜査した結果、起訴の罪名は死体遺棄ほう助に変更したとしています。 また、2人は4月、まりこさんの頭や顔面などを殴ったとして傷害の疑いでも逮捕されていましたが、こちらは不起訴となりました。

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