カズレーザー 東大前駅“切り付け男”供述に「通り魔的犯行…いきなり教育虐待につなげるのはまだ早い」

お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(40)が16日、スペシャルキャスターを務めるフジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)に出演。東京都文京区の東京メトロ南北線東大前駅で男性が切り付けられた事件について言及した。 警視庁に殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された無職戸田佳孝容疑者(43)は「小学生の頃、テストの点が悪いと親から叱られていた」と供述。同庁は、長野県生坂村の戸田容疑者の自宅を家宅捜索するなど捜査を進めている。 戸田容疑者は、「親から教育虐待を受け、中学時代に不登校になった。教育熱心な世間の親たちに、度が過ぎると子どもが犯罪を起こすと示したかった」とも説明。東大前駅を選んだ理由は「名前に東大と付いており、教育虐待を連想しやすいと思った」と話している。所持していた包丁2本については「自宅から持参した。数年前にインターネット通販で購入した」と話している。うち1本を使い男性の額などを切り付けたとみられる。 事件は7日午後6時55分ごろ発生。当日に長野県から上京したとみられ、事件前に東大の敷地に立ち入るなどしていた。 カズレーザーは、今回の犯行と教育虐待の関連について「ずっと教育虐待の状況にあって親から強い指導があったりして方向性が決定づけられて、その結果、親に刃を向けるというケース、事件もあったと思うんですけれど、それは全く別ケースとして話さなければいけない」と指摘。 そのうえで「これは通り魔的犯行ですよね。それはそれとしてちゃんと取り上げないと。いきなり教育虐待につなげるのはまだ早いんじゃないかと思います」と自身の見解を話した。

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