再審=裁判のやり直しの制度見直しを検討する法務省の部会が、袴田巌さんの姉・ひで子さんから意見を聴取することが分かりました。 再審制度を巡っては証拠開示のルールなどがなく、審理が長期化すると指摘されていて、制度の見直しが検討されています。 関係者によりますと、そうした問題について5月30日の会合で、袴田巌さんの姉・ひで子さんらから意見を聴取することが決まったということです。 巌さんは逮捕から再審で無罪が確定するまで58年もの期間を要したことから、その間巌さんを支え続けたひで子さんらから再審の長期化などについて意見を聴くということです。