5月9日、千葉県習志野市の集合住宅で母親と娘の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された息子が、「精神的な病を患う母親の介護に疲れていた」という趣旨の供述をしていることがわかりました。 この事件は5月9日、習志野市谷津の集合住宅の浴室で74歳の母親と42歳の娘の遺体が見つかり、息子でこの部屋に住む無職の村山雄紀容疑者(45)が、母親の殺人容疑で逮捕されたものです。 千葉県警がこのほど実施した司法解剖の結果によりますと、死因はいずれも、首を絞められたことによる窒息ということです。 調べに対し、村山容疑者は「電気コードで2人の首を絞めた」と容疑を認めた上で、「精神的な病を患う母親の介護に疲れていた」という趣旨の供述をしているということです。 県警は、妹の殺人容疑についても捜査し、事件の全容解明を進めています。