「ガザのためにやった」米ワシントンのイスラエル大使館職員銃殺事件 当局は“ヘイトクライムやテロ犯罪か”

アメリカ・ワシントンでイスラエル大使館の職員2人が銃で撃たれ殺害された事件で、逮捕された男が「ガザのためにやった」と話していたことがわかりました。 ワシントンのユダヤ博物館前でイスラエル大使館職員の男女2人が銃で撃たれ殺害された事件で、捜査当局は22日、イライアス・ロドリゲス容疑者(31)を殺人などの容疑で訴追しました。 裁判所に提出された捜査資料によりますと、ロドリゲス容疑者は今回の犯行について「ガザのためにやった」と話していたということです。 パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルの軍事攻撃への抗議を意味する可能性があります。 容疑者はシカゴから会議に出席するためにワシントンを訪れ、犯行に及んだとみられ、死亡した男女との接点はないとみられています。 捜査当局はヘイトクライム=憎悪犯罪やテロ犯罪だとみて捜査を行い、さらなる容疑でも訴追する方針を示しています。

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