日本代表、6月シリーズは顔ぶれ多様 佐野海舟は復帰で兄弟ダブル選出、18歳・佐藤龍之介も初選出 森保監督「幅を広げていきたい」

日本サッカー協会は13日、2026年W杯北米大会アジア最終予選を戦うメンバーを発表した。すでに本戦出場を決めているチームはMF三笘薫(ブライトン)、MF南野拓実(モナコ)ら主力が選外となる一方、国内外で7人が初招集となるなど顔ぶれが大きく入れ替わった。 MF佐野海舟(マインツ)は昨年3月のW杯アジア2次予選のメンバーに招集されたが、けがで不参加。同年のアジア杯以来の活動となる。昨年7月に不同意性交容疑で逮捕され、同8月8日には不起訴処分となっていた。弟のMF佐野航大(ナイメヘン)も初招集されており、兄弟での選出となった。 DF鈴木淳之介(湘南)、MF平河悠(ブリストル)、MF熊坂光希(柏)、MF三戸舜介(スパルタ)、FW俵積田晃太(FC東京)の初招集選手5人はいずれも24年のパリ五輪世代。さらにMF佐藤龍之介(岡山)は18歳での代表初選出となった。 森保監督は選手選考について「大幅にメンバーを替えて、これまでいなかった選手、見れなかった選手を招集することであったり、これまでの視察の中で今非常にいいプレーをしている選手をピックアップしてきた中で、チームの選手層、幅を広げる、より多くの選手に代表チームの戦力として考えられるように戦術浸透の幅を広げていきたいということで最終的に私が決断させていただきました」と語った。

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