中3少年の高齢女性殺害事件受け 千葉市が児童生徒の相談支援体制の強化を検討

千葉市若葉区の路上で高齢女性を殺害したとして、中学3年生の少年が逮捕された事件を受け、千葉市の神谷市長は5月22日、地域社会として悩みのある児童・生徒に必要な支援を届けるため、相談支援体制の強化を検討する考えを示しました。 神谷市長は5月22日の記者会見で事件後、千葉市内すべての市立学校で児童・生徒の心のケアを最優先にスクールカウンセラーによるカウンセリングや登下校時の見守り強化などの対応を図っていると説明しました。 そのうえで、「悩みのある児童生徒に必要となる支援を届けることは地域社会として重要」として次のように述べました。 神谷千葉市長 「市内に相談支援機関いくつかあるが子ども若者総合相談センター「Link(リンク)」を開設している。困難を有する子供・若者やその家族を支援するための相談窓口で、改めて対象となる児童生徒にリンクの周知を図っていき、早期の相談につなげていきたい。多様化する相談内容に対応していくため相談支援体制の強化を検討していきたい」

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