現場から血の付いた刃物見つかる…凶器か? 宿舎での殺人未遂容疑でベトナム国籍の解体作業員を逮捕 青森県五所川原市

今月5日五所川原市で発生しベトナム国籍の男が逮捕された殺人未遂事件で、現場から血の付いた刃物が見つかっていました。 警察は凶器の可能性があるとみて調べています。 逮捕されたのは五所川原市梅田の解体作業員でベトナム国籍のグエン・バ・タン容疑者39歳です。 グエン容疑者は今月5日の午後9時半ごろ、住んでいた会社の宿舎で33歳の男性の左肩を刃物のようなもので突き刺して殺害しようとした、殺人未遂の疑いがもたれています。 男性はベトナム国籍の同僚で左肩や頭などを刺され、けがをしましたが、命に別条はありません。 警察によりますと、左肩の傷口は幅4センチで傷の深さは肺の近くまで達していたということです。 ★近所の人 「どういう人たちかというのが、ちょっとわからない部分もあるので、怖いのはあるけど」 ★青森放送 甲地壮起 記者 「関係者によりますと宿舎内では当時、飲み会が行われいて、その場にあった包丁を使って容疑者が同僚の男性を突き刺したということです」 関係者などによりますと、当時2階の共有スペースでベトナム人6人が入れ替わりながら酒を飲んでいて、その場で何らかのトラブルが発生。 宿舎内の別の場所にいた日本人の社員が、消防に「ベトナム人2人がけんかをしている」と通報しました。 これまでに現場の宿舎からは血の付いた刃物が見つかっていて、警察は凶器の可能性があるとみて調べを進めています。 また、グエン容疑者も右の首に切り傷を負っていて、けがをした経緯や動機を慎重に調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加