スターマー首相私邸など火災 情報当局がロシア関与の可能性調査 英メディア

イギリスのスターマー首相の私邸などで今月上旬、あわせて3件の火災が起きた事件で、複数のイギリスメディアは、情報当局がロシアが関与した可能性を調査していると報じています。 ロンドンで今月8日から12日にかけて、スターマー首相の私邸や別の所有物件、さらにかつて所有していた車1台が燃える火災が発生し、これまであわせて3人が逮捕、起訴されています。 この事件をめぐって、イギリスの複数の新聞は政府関係者の話として、ロシア大統領府の指示による攻撃だった可能性について、イギリスの情報機関が調査していると報じました。イギリスの首相官邸やロンドン警視庁は今のところ、この件についてコメントしていません。 一方、ロシア国営のタス通信によりますと、ロシア大統領府のペスコフ報道官は26日、疑惑を否定した上で、「イギリスは自国で起こる悪いことの全てにロシアが関与していると疑う傾向がある」「こうした疑惑は事実無根で、ばかばかしいものだ」と反発しています。

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