【ソウル聯合ニュース】韓国の警察は2日、走行中のソウル地下鉄の車両内で放火した60代の男を逮捕した。 ソウル南部地裁はこの日、令状審査を開き、「逃亡の恐れや再犯の危険がある」として逮捕状の発付を認めた。 男は先月31日午前8時45分ごろ、ソウル地下鉄5号線の汝矣ナル駅―麻浦駅間を走行中の列車内でガソリンをまき、火をつけた容疑で身柄を拘束された。 乗客約400人は地下鉄のトンネルを歩いて避難した。煙を吸うなどして20人以上が病院に搬送された。 男は犯行の動機について「離婚訴訟の結果が不満だったため」と話し、ガソリンは2週間前にガソリンスタンドで購入したと供述しているとされる。