1400万円以上の金貨やインゴットなどを盗まれたものであると知りながら買い取ったとして、45歳の中国籍の男が逮捕されました。 盗品等有償譲受けと組織犯罪処罰法の疑いで逮捕されたのは、東京都八王子市台町2丁目に住む会社役員で中国籍の李海福容疑者(45)です。 李容疑者は2024年11月22日、金貨やインゴット(時価合計約1427万円)など、約78点が盗まれたものであると知りながら、共犯者と共謀し、約1259万円で買い取った疑いが持たれています。 警察によりますと、共犯者は李容疑者が経営する古物店の元従業員で、現在は業務委託関係にあたります。 李容疑者が買い取った金貨やインゴットなどは、2024年11月に北海道旭川市の住宅から現金約350万円と耐火金庫、その中に保管されていた金貨やインゴットなど約100点(時価合計約1431万円)が盗まれたものでした。 警察は、旭川市での窃盗事件で逮捕した容疑者を調べていく中で、李容疑者の関与が浮上。 一連の事件を捜査していくと、李容疑者が経営する古物店から盗品のインゴットと金貨47枚が見つかり、逮捕に至りました。 警察は、李容疑者の認否や動機を明らかにしていませんが、余罪や組織性など詳しく調べています。