愛媛県松山市で5日夕方に軽乗用車を運転中、走行中の軽乗用車のほか複数の車に当て逃げした疑いで、税理士の男が6日に逮捕されました。男からは基準値以上のアルコールが検出されていて、警察は飲酒運転の疑いでも調べていきます。 事故不申告の疑いで逮捕されたのは、砥部町大南に住む税理士・池内弘幸容疑者(68)です。 警察の調べによりますと、池内容疑者は松山市古川南3丁目の道路で5日午後7時頃に軽乗用車を運転中、向かって走ってきた軽乗用車のほか複数の車と衝突したにも関わらず、逃げた疑いがもたれています。少なくとも6台に衝突したと見られていて、ケガ人はいませんでした。 警察は「事故の相手がいなくなった」など4件の通報を受け捜査。車のナンバーやドライブレコーダーの映像から池内容疑者を割り出し、職場にいたところを見つけました。池内容疑者は容疑を認めています。 池内容疑者からは基準値以上のアルコールが検出されていて、警察は逃げた動機のほか飲酒運転の疑いでも調べていきます。 現場は松山中央高校の近くで見通しが良い道路です。