止まらない特殊詐欺被害 高知県内の今年の被害額が2億円を超える【高知】

今年3月から5月にかけて高知市内の20代から70代の男女3人がオレオレ詐欺や架空料金請求詐欺であわせて約315万円をだまし取られていたことがわかりました。これで今年の県内の特殊詐欺の被害額は2億円を超えました。 警察によりますと今年3月、高知市に住む中国籍の20代の男性の携帯電話に在日中国大使館の職員を名乗る男から電話があり「あなたのクレジットカードが犯罪に関与している」などと言われました。その後、上海の警察を名乗る男に代わり「詐欺事件の犯人として浮上している」などど言われ、男性はチャットアプリで取り調べを受けました。 後日、男から「逮捕されないために10万人民元を支払え」と言われ、男性はショッピングサイトで金を購入して指定された住所に送ったり、香港ドルで6回にわたり指定された口座に振り込み、あわせて時価約194万円をだまし取られました。 また、高知市の70代の女性は5月27日、東京NTTを名乗る男から「料金の未納がある」などど言われ現金80万円をだまし取られました。また、高知市の40代の男性は5月31日、警察官をかたる詐欺により現金41万円をだまし取られました。これで、今年の県内の特殊詐欺の認知件数は44件、被害額は2億250万円あまりとなりました。

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