柳川市の住宅への忍び込み窃盗の疑いで逮捕されていた47歳の男について、警察は同様の犯行36件、被害総額210万円余りを確認し、うち3件について検察に送致したと発表しました。 警察によりますと、住居不定の無職・諌本浩二被告(47)は、今年2月、柳川市の住宅に侵入し、現金などを盗んだとして逮捕されていました。 警察のその後の調べで、2020年から今年2月にかけて、福岡県や佐賀県で36件の窃盗事件を繰り返していたことがわかりました。 被害額はあわせて214万円あまりにのぼるとみられています。 警察は、このうち3件、被害額計およそ30万円分について、福岡地方検察庁柳川支部に送致、諌本被告は、起訴されました。 犯行の際、諌本被告は、昼間に自転車で下見をして、深夜、無施錠の住宅に忍び込み、現金やバッグなどを盗んでいたとみられています。 警察の調べに対し、「生活費などを稼ぐためにやっていました」と容疑を認めているということです。