不正入手したクレカ情報使いネット通販で物品購入 窃盗などの疑いで中国籍の男逮捕 兵庫県警

不正入手した他人名義のクレジットカード情報を使い、インターネット通販でカメラレンズや三脚を購入したとして、兵庫県警サイバー捜査課と灘署などは18日、窃盗と私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、愛知県豊明市に住む中国籍の会社員の男(43)を逮捕した。 県警は不正購入を繰り返すグループを捜査しており、男が荷受け役だったとみている。 男の逮捕容疑は、何者かと共謀して昨年7月5日、カメラ店の通販サイトに他人のカード情報を入力し、レンズ(約21万3千円)と三脚(約5万1500円)を自宅に配送させた疑い。同課によると「不正な方法で買われた商品とは知らなかった」と容疑を否認している。 商品は配送4日後に関東方面の個人宅へ転送されていた。県警は男の供述やスマートフォンの通信履歴から、約300回にわたって同様の行為を繰り返し、報酬を得ていたとみている。 県警は同じ方法で電子レンジや腕時計を不正に購入したとして、荷受け役の疑いがあるベトナム国籍の女(28)を4月に逮捕しており、捜査過程で今回の事件が浮上した。

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