町長選挙買収事件 逮捕された29歳男"投票依頼""投票所への送迎"認めるも"現金3万円支払い"は否認 福岡県大任町

今年3月に実施された福岡県大任町の町長選挙で永原譲二町長の運動員をしていた29歳の会社役員の男が買収の疑いで逮捕された事件です。 逮捕された男が容疑を否認していることが捜査関係者の取材で分かりました。 この事件は、今年3月30日に実施された大任町の町長選挙で期日前投票で町長に投票した町民2人に、報酬として現金3万円を支払ったとして大任町に住む29歳の会社役員の男が逮捕されたものです。 警察は、会社役員の男の認否を公表していませんが、会社役員の男が町民2人に投票を依頼し投票所まで送迎したことは認めているものの、現金の支払いについては否認していることが捜査関係者への取材でわかりました。 警察は、永原町長の関係先を家宅捜索するなどして陣営側の関与についても慎重に捜査をしています。 運動員だった会社役員の男が逮捕されたことを受け大任町に永原町長のコメントを求めたところ、大任町は、18日に続き19日も、「永原町長は公務で不在で、状況も把握しておらずコメントできない」と返答しています。

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