アメリカのコロンビア大学で反イスラエルデモを主導したとして逮捕された元大学院生を巡り、裁判所がトランプ政権に対して、釈放するよう命じました。 去年、コロンビア大学でイスラエルへの抗議活動を主導したとして3月に逮捕されたマフムード・カリル氏はアメリカの永住権を有しているにもかかわらず、国外追放の対象として南部ルイジアナ州の施設に収容されています。 ニュージャージー州の連邦地裁判事は20日、トランプ政権に対して、カリル氏を施設から釈放するよう命じました。 判事は、カリル氏に逃亡の危険性が認められず、国家にとって危険人物とみなすことができない以上、これ以上の拘束は不当だと判断しました。