24日夜、北海道稚内市で、正当な理由がないのに包丁を所持していたとして56歳の男が逮捕されました。 銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、稚内市に住む56歳の自称パート従業員の男です。 男は、24日午後4時50分ごろ、稚内市内の商業施設の駐車場に停めた車の中で、刃渡り17センチ以上の包丁1本を携帯していた疑いが持たれています。 警察によりますと、包丁は車のトランクに積んだコンテナボックスの中にあったということです。 当時、男は信号無視に近い状態で車を運転し、それを目撃した警察から職務質問を受けていて、所持品検査で包丁がみつかり、その場で逮捕されました。 取り調べに対し、56歳の自称パート従業員の男は「前の山菜採りで使ってそのままにしていた」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、包丁を所持していた詳しい経緯を調べています。