新宿・歌舞伎町の店舗型オンラインカジノ店の従業員5人を逮捕 45億円以上を売り上げたか ロマンス詐欺事件の捜査から摘発に至る

東京・歌舞伎町の店舗型のオンラインカジノ店が摘発され、従業員5人が警視庁に現行犯逮捕されました。 常習賭博の疑いで現行犯逮捕された店舗型のオンラインカジノ店「RIZIN」の従業員・山岡泰洋容疑者(41)ら5人は、おととい、新宿・歌舞伎町のビルの一室で、客にパソコンから海外のオンラインカジノサイトにアクセスさせ、バカラ賭博などをさせた疑いがもたれています。 店を捜索した際、男性客7人が賭博をしていたとして現行犯逮捕されましたが、その後、釈放されています。 警視庁によりますと、店には1日90人ほどが出入りしていたとみられ、2021年10月から今月までで45億円以上を売り上げていたとみられるということです。 この店をめぐっては、SNS型ロマンス詐欺事件で今年1月などに起訴された井田しずく被告(28)が8000万円近くを使っていたことが捜査の過程で分かり、今回の摘発に至ったということです。 店からは、井田被告を含むおよそ5400人分の顧客データやパソコン24台などが押収されていて、警視庁は詐欺などの犯罪収益がこうした店舗型のオンラインカジノ店などでの賭博行為に利用されることもあるため、捜査を強化していく方針です。

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