東京・渋谷など7地区のガールズバー一斉摘発、無許可接待疑い 改正風営法施行で厳罰化

無許可で接待営業を行ったとして、警視庁保安課などは風営法違反の疑いで、東京・渋谷のガールズバー「ダイスバー」経営、西山大介容疑者(32)=東京都世田谷区池尻=ら7地区・7店舗のガールズバー経営者ら12人を逮捕した。西山容疑者は「売り上げが上がればいいと思い無許可で接待していた」と容疑を認めている。 28日に改正風営法が施行されたことを受け、過去にも行政指導を受けていた渋谷、町田、新橋、四谷、歌舞伎町、上野、立川の各地区の店舗を一斉摘発。接待を行うためには風俗営業許可が必要だが、風俗営業店は深夜営業などが規制されるため、無許可で制限を免れる目的があるとみられる。無許可営業は法改正により厳罰化され、法人への罰金上限は200万円から3億円に引き上げられた。 西山容疑者の逮捕容疑は29日、渋谷区道玄坂の店舗で、許可を受けずに女性従業員が男性客に酒類を提供してカウンター越しに談笑する接待営業を行ったとしている。令和4年10月以降、約1億6千万円を売り上げたと話しており、店は行政指導を3回受けていた。

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