小学校教諭が女子児童の盗撮画像などをSNSグループチャットで共有したとされる事件が、連日テレビ番組で取り上げられている。耳を疑う犯行内容も報じられ、SNSグループチャットには教員とみられる約10人が参加していたとされる。 6月28日のカンテレ「ドっとコネクト」でも「全員が小・中学校の教員」「秘匿性の高いアプリを利用」と伝え、司会の石井亮次アナウンサーが「あと8人も早く名前を挙げてもらいたい」と語り、山本浩之アナも「逮捕にいたるなら全部実名を」と求めた。 松嶋尚美は「これって、またもう1回先生できるんですか?」と聞き、番組では来年末に「日本版DBS」の運用開始が見込まれるとして、「子供と接する仕事に就く人の性犯罪歴の照会を義務付ける制度」と紹介された。 同29日のフジテレビ「Mr.サンデー」でも、宮根誠司が「グループに参加していた他の教師、すぐに特定できるんですかね?」と提起した。八代英輝弁護士は「首謀者が摘発できているので、ログの解析などで、全員検挙してもらわないと親御さんとしても、不安でたまらないですよね」と語った。 報じられている犯行内容は「性的姿態撮影等処罰法という新しい犯罪に該当しますし、児童ポルノ禁止法にも該当する」との見方を示した。 同番組でも「日本版DBS」が紹介され、現職該当者は「配置転換」が検討されていると伝え、宮根が「配置転換って、親としては怖いですよ」と指摘し、八代弁護士も「それに関わる職業、一切ついてもらいたくないと思うのが当然」と語った。