会いに行くのに片道4時間「どこで逮捕されたか」で弁護格差…地方弁護士が求める「オンライン接見」の導入、一歩前進も道半ば

犯罪の疑いをかけられたり、警察に逮捕されたとき、最初に頼ることになるのが弁護士だ。本来、どこにいても平等に弁護を受けられるべきだが、実際には、住む地域や逮捕された場所によって、その機会が大きく制約されることがある。 その打開策として、「オンライン接見」が注目されている。 6月22日に閉会した国会で成立した改正刑事訴訟法では、附則に「必要な取組を推進する」との文言が盛り込まれた。一方、地方で活動する弁護士からは早期の実現を求める声が上がっている。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介)

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