SNS上で投資話を持ち掛け、南魚沼市に住む80代の男性から金地金をだまし取ろうとした疑いで7月1日、東京都豊島区に住むベトナム国籍の留学生の男(19)が現行犯逮捕されました。 警察によりますと、男はほかの者と共謀し6月4日から7月1日までの間に架空の女性などになりすましメッセージアプリで交信を重ね、「叔父が有名な経済学者で、金の取引の勉強をしているので、一緒に金の取引の勉強をしませんか」などと男性にうその投資話を持ち掛けたということです。 その後、男性に金地金200グラムを指定した東京都内の場所へ宅配便で送らせようとしましたが、不信感を覚えた男性が警察に届け出たことで事件が発覚しました。 警察は、男が指定した場所に偽装の品物を送り、受け取りに来たところを現行犯逮捕したということです。 警察は、捜査に支障があるとして男の認否や動機を明らかにしていません。 また、当時男の付近にいたことで職務質問を受けたベトナム国籍の男(22)が、在留期間を経過しているにも関わらず不法に残留したとして7月2日、逮捕されています。