「デビュー40周年を記念したコンサートツアーのチケットが即日完売の会場もあり、大変失礼ながら“こんなに人気があったのか”とイベント関係者も驚いていました」（音楽関係者） 南野陽子（58）のデビュー40周年記念コンサート『40th Anniversary～ALL singles～“楽園のDoor”』が大人気だという。 「7月27日の東京・NHKホールを皮切りに、福岡、大阪、名古屋、仙台の計5都市を9月までまわる全国ツアーです。シングル曲を網羅しながら、ファンからのリクエスト曲にも応える趣向で前評判がとても高く、チケットは1枚9900円ですが、購入できなかったファン向けに、すでに2倍以上の値段で出品されているサイトもあります」（前出・音楽関係者） 6月15日には、長らく休止していたファンクラブも新たな形で開設された。 「ライブ配信番組や限定動画、直筆メッセージ画像などのコンテンツがあり、年会費は約7千円。定期的に会員向けの生配信も実施するといいます。こちらも会員が増えているようです。 6月7日には、東京・銀座の『丸の内TOEI』でおこなわれた『スケバン刑事フェスティバル』でヒロイン・麻宮サキを演じた南野さん、斉藤由貴さん、浅香唯さんが3人揃って舞台挨拶に登場。『スケバン刑事』40年の歴史で初となる出来事でした。3人は85年デビュー組の同期なのですが、作品内での共演はなく、“微妙な仲”ともいわれていただけに、南野さんに“心境の変化”があったのでしょう。芸能活動を本格的に再開するようになったのは、やはり離婚が大きな理由になったのだと思います」（前出・音楽関係者） ’23年11月、南野は、たび重なる金銭トラブルがあった夫と離婚した。12年8カ月の結婚生活だった。全国紙記者は言う。 「南野さんの元夫は’23年10月、静岡県内の社会福祉法人の口座から約7400万円を横領したとして、業務上横領罪などで逮捕。また昨年10月、三重県鈴鹿市の社会福祉法人の役員の交代をめぐる贈収賄事件でも計3500万円の賄賂を渡したとして、社会福祉法違反の贈賄の罪で逮捕されました。ともに執行猶予付きの実刑判決が言い渡されました」 前出の音楽関係者によれば、くしくも独身になったことで、南野の人気が再燃しているという。 「7月23日には、デビュー40周年を記念した3枚組のカラーレコードも発売されます。1万2千円です。これもかなり売れるでしょう。 ただ、昨年10月、『女性セブン』で南野さんが執行猶予中の元夫と接触しているという報道が出た際、南野さんは『話をすべきことがあり、会ってお話をしました。それだけです。彼が人生をやり直せることを心から願っています』とコメントしていました。デビュー40周年イヤーが盛り上がりを見せるなかで、南野さんは情が深い方です。また、彼に巻き込まれないことを願うばかりです」 この関係者の心配が現実とならないと良いのだが……。