広島県警組織犯罪対策1課と廿日市署は3日、広島市南区、自称自営業の男(37)を私電磁的記録不正作出・同供用と電子計算機使用詐欺、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は、23歳の男(私電磁的記録不正作出・同供用罪などで公判中)や10代男性ら4人と共謀。2023年12月17日、西区の家電量販店で10代男性の架空の親族の名義でスマートフォンの契約を申し込み、通信事業者に虚偽の情報を記録させた疑い。さらに、契約時のキャッシュバック特典として家電量販店で使える4万4千円分のポイントをカードに付与させてだまし取った疑い。 同署は、入手したスマホは転売したとみて捜査している。容疑者は「今は何も言いたくない」と供述しているという。