拷問や強制失踪が横行・・・ 「軍事政権に壊された家族」描くブラジル映画『アイム・スティル・ヒア』 “賞レースの顔”となった本作の凄さとは

■軍事独裁政権下のブラジル、家族の物語 1970年代ブラジル。軍事独裁政権によって突如、夫の身柄が拘束された。 妻は必死になって夫の行方を追い続けるが、その消息は絶たれたままだった。自由を奪われ、絶望の淵に立たされながらも、それでも彼女は夫の名を呼び続けた──。 本年度の第97回アメリカアカデミー賞で3部門(作品賞、主演女優賞、国際長編映画賞)にノミネートされ、ブラジル映画として初となる国際長編映画賞を受賞。第81回ヴェネツィア国際映画祭では最優秀脚本賞を受賞した。

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