【何が?】両手に刃物持ち次々襲ったか…ガールズバー店長ら女性2人刺殺…逮捕された41歳常連客の男…怒り募らせ犯行か(浜松市)

6日未明、浜松市の繁華街でガールズバーの店長ら2人が刃物で刺され死亡しました。逮捕されたのは常連客だった41歳の男。いったい何があったのでしょうか。 6日、午前2時過ぎ、浜松市の繁華街に設置された防犯カメラの映像。 (救急隊) 「どいてどいて」 そこへ慌ただしく路地に入る救急隊に警察官の姿も。しばらくすると…。 (救急隊) 「道開けてください」 人を乗せて搬送する様子が。 この少し前…ガールズバーで女性2人が刺されて死亡する事件が起きたのです。 近くにいた人は、ある人物を目撃。 (近くにいた人) 「手が血だらけの男の人がいた」 その、手が血だらけの男とみられるのが…。 (記者) 「山下容疑者を乗せた車が警察署を出てきました。後部座席に座っているとみられますが、外から中の様子をみることができません」 店の常連客だったとみられる山下市郎容疑者(41)。凄惨な事件の背景には、何があったのでしょうか。 7日朝。検察庁に身柄が送られた山下市郎容疑者(41)。起こしたとされるのは、凄惨な事件でした。 発生直後に撮影された防犯カメラの映像。 (救急隊) 「どいてどいて」 慌ただしく路地に入る救急隊。警察官の姿も。しばらくすると…。 (救急隊) 「道開けてください」 人を搬送する様子が。 (近隣住民) 「下を見たらワーワー、心肺停止と聞こえるから、歩いてみたら警察がいて、女の人がワーワー言っていた」 近くで撮影していた人は、“ある人物”を目撃していました。 (近くにいた人) 「手が血だらけの男の人がいた」 その“手が血だらけだった男”が山下容疑者とみられ、駆けつけた警察官に現行犯逮捕されました。 現場となったのは、JR浜松駅から西に450mほどにある繁華街にあるガールズバー。 警察によりますと、6日午前1時ごろ、営業中の店に、山下市郎容疑者41歳と、店員で26歳の女性がやってきたといいます。 この時、山下容疑者は、“ククリナイフ”と呼ばれる刃の部分が曲がった 刃渡り20センチほどの刃物を両手に所持。店員の女性は脅されて一緒に来たとみられています。 そこに、店長で27歳の女性が対応へ。刃物が見えたため逃げたところ 、背中などを複数回刺されたといいます。 さらに山下容疑者は店の外へ逃げた店員の女性も、複数回、刺したとみられています。2人は病院に搬送されましたがその後死亡。死因は、出血性ショックでした。 (記者) 「事件現場ではきょうも規制線が張られています。ブルーシートの中では、警察官が鑑識作業を行っています」 一夜明けた7日も、現場周辺には規制線が張られ、店には近づけませんでした。 店の常連だったという山下容疑者。2人との間に何があったのか。 店長の女性を知る人は…。 (店長を知る人) 「本当に明るくて、元気で、だれとでも仲良くなれるような気さくないい子。トラブルになるような子たちではないかな」 一方で、亡くなった女性店員の父親は、2024年の秋から冬頃に、こんな話を聞いたといいます。 (亡くなった女性店員の父親) 「捕まった人かはわかならいけど、自分に好意を抱いている人がいると聞いたことがある。常連だとは聞いていた。私目的で来ていると話をしていた。40代とは聞いていた。動機は知りたいよね」 繁華街で起きた痛ましい事件。山下容疑者とは、どのような人物なのか。元職場で一緒だったという男性は。 (元職場の関係者) 「先輩にはすごいへこへこしているけど、言うことも聞くけど、その 後輩とか、若い子とか職歴が浅い子にはすごいな。厳しいし、いじめるし、たたくっていうのもあった」 こんな一面も。 (元職場の関係者) 「気性が荒い。職場でも、おもしろくないことがあると、急に現場からいなくなったり」 また、山下容疑者を知る人物は、“あるトラブル”について話を聞いたといいます。 (山下容疑者を知る人の談話) 『半年ぐらい前に山下容疑者と被害女性店員のラインを見て、ラインが返ってこなくて怒っている。電話かけても電話でない、アフター来るって言ったけど来ない。連絡ぶっちされたで怒ってたのはあったので』 被害者の女性店員と連絡がとれないことについて、不満を口にしていたといいます。 (山下容疑者を知る人の談話) 『まあ殺す。あいつまでやってやる。まじあいつやるからみたいなことは口癖のようにいうタイプだったので。お酒が入ると人がちょっとかわるかなってところはありますけど』 気性が荒くなったといいます。 20年以上前から知人も、警察の調べに対し…。 (山下容疑者の知人) 『刺したことは間違いない』 容疑を認めているということです。 警察は、動機などを詳しく調べるとともに、女性店員に対する殺人容疑での逮捕も視野に捜査を進めています。

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