ゴジラ「カラー化」海賊版DVD販売で逮捕、パブリックドメインでも要注意…AI時代の著作権落とし穴

モノクロ映画『ゴジラ』をカラー化した海賊版DVDをフリマサイトなどで販売したとして、大阪府の男性が6月中旬、著作権法違反の疑いで逮捕された。 コンテンツ海外流通促進機構によると、販売されていたDVDはいずれも名作モノクロ映画をもとにしたもので、男性は「著作権保護期間の終了したパブリックドメイン」であるため、合法だと主張していた。 しかし、実際は、多くの作品が保護期間内にあったという。 近年、AI技術の進化によって、古いモノクロ映像を鮮やかなカラー映像に手軽に変換できるようになった。こうした技術を使い「名作を現代に蘇らせた」と称してカラー化DVDを販売する例も出ているが、法的に問題はないのだろうか。 AI時代の新たな著作権侵害について、桑野雄一郎弁護士に聞いた。

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