無許可で車に客を乗せて料金をとる、いわゆる「白タク行為」をした疑いで中国籍の男が現行犯で逮捕されました。 男は東京・浅草から富士河口湖町の外国人観光客に人気の富士山が背景にあるコンビニまで無許可でタクシー営業をしたとされ、逮捕の瞬間をUTYのカメラが捉えました。 9日午前11時ごろ富士山の撮影スポットとして外国人観光客に人気の富士河口湖町にあるコンビニエンスストアの駐車場で捜査員が運転手の男を逮捕する瞬間をUTYの2台のカメラが捉えました。 道路運送法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは中国籍で埼玉県川口市に住む34歳の男です。 警察によりますと男は許可がないにも関わらず、東京・浅草から静岡のJR東海 三島駅までの運賃を得る契約で4人の外国人観光客を乗用車に乗せ運行した疑いです。 河口湖の湖畔にある大石公園には、逮捕のおよそ2時間前、公園の駐車場で乗客の観光客を待つ男の姿がありました。 白タク行為を警戒していた捜査員は男が大石公園で乗用車に客を乗せるところを見つけて追跡し、立ち寄り先の河口湖駅近くのコンビニで乗客も含めて事情を聞きその場で逮捕しました。 警察は外国人による白タク行為が頻繁に行われている可能性もあるとみて観光地を中心に警戒を強化しています。