タレントのユージ(37)が9日、TOKYO FM「ONE MORNING」(月~金曜前6・00)に生出演し、学校の教室に防犯カメラを設置することの是非について自身の意見を語った。 名古屋の市立小学校で、女児の下着姿などを盗撮し、画像などをSNS上のグループチャットに共有した疑いで教諭2人が逮捕された事件を受け、教室に防犯カメラの設置を求める声が一部で出ている。学校内でのトラブルが続いた熊本市の教育委員会は今年3月、設置を検討することになったと発表した。 番組では、設置によるメリット、デメリットを説明。生徒によるいじめいたずら防止、先生の問題行動の防止、問題発生時の証拠になるなど利点もあるが、プライバシー侵害やカメラによる児童へのストレス、映像の流出など課題も挙げられる。 妻の連れ子を含め4人の子供の父親でもあるユージは、「デメリット、メリット、どちらも感じていて」とし、「デメリットは、子供たちの着替えとか、どうするの?とか。一部の先生に管理させても、わいせつなことをする事件があったけど、その人だったらどうするの?と」と問題点を指摘した。 それでも、基本的には導入に賛成だという。「それ以外の部分で言うと、現代社会においてカメラなんて街中にあるし、スマホにだってカメラがあって。変な話、ハッカーが入ろうと思えば入れるかもしれない。カメラに囲まれて生活しているという部分では、あった方が有利に働く方が多いんじゃないかなと思って。僕は付けられる方に持って行きたい」と、子供たちの安全を優先に訴えた。 またカメラ設置によって「いじめ問題の解決にもつながって欲しいなと思います」とも期待した。