ベネズエラ出身の女子プロボクサー、ステフィ・コーエン（32）が暴行容疑で逮捕された。7月上旬、米マイアミで家庭内暴力の容疑で身柄を拘束されたもので、米英の複数メディアが11日までに報じた。プロボクシング戦績は4勝1敗1分。ボクシングだけでなく、パワーリフティングのプロ競技者としても活動。肉体のケアをインスタグラムを通じて伝え、自称・理学療法士という人気インフルエンサーでもあり、100万人以上のフォロワーを抱えている。 警察の報告書ではコーエンが逮捕時に警察官に抵抗し、パトカーに乗せられた際にも施錠システムを破壊しようとしたと記述されている。また警察の取り調べに対しても基本的に無言を貫き、コメントを拒否していると報じられている。今回は家庭内暴力の容疑とともに逮捕に抵抗した罪でも告発されている。 1年前、コーエンは性的サイバーハラスメントで逮捕されている。米CBCニュースなどによるとコーエンの元交際相手らが23年11月に警察署に出頭し、ヌード写真を流出させたと訴えて事件が発覚。コーエンが元交際相手の使用していたPCをハッキングし、パスワードを推測して侵入に成功し、保存されていた元彼の恋人の裸写真を数枚発見したという。 コーエンは自身が参加していたグループチャットでこの元カレの裸写真をオンライン上で共有した容疑がかかっている。コーエンは警察に対し、新旧交際相手に恥をかかせるために流出させたと主張しているという。