モノレール高架下で放火 威力業務妨害容疑で41歳男逮捕 警視庁

東京都大田区の高架下で新聞紙などに放火し、東京モノレールの業務を妨害したとして、警視庁捜査1課は11日、威力業務妨害容疑で、住所職業不詳の岡建志容疑者(41)を逮捕した。 捜査関係者への取材で分かった。「ストレスを解消するために火を付けた」と容疑を認めている。 捜査関係者によると、同容疑者は6月7日午後7時ごろ、大田区羽田空港の高架下で、新聞紙やプラスチック製のボトルに火を付け、東京モノレールの職員らに消防隊への対応や点検、緊急会議の開催を余儀なくさせ、業務を妨害した疑いが持たれている。 火は約50センチの高さまで燃え上がったが、直後に警備員が気付き、119番した。けが人はなく、モノレールの運行に影響は出なかった。 付近の防犯カメラには、同容疑者の姿や火が上がる状況が映っていた。新聞紙やボトルは同容疑者が持ち込んだとみられている。 現場は羽田空港第3ターミナルから南東に1キロ弱の人けのない通りだが、付近にはビルなどの関連施設が点在し、300メートルほど先に滑走路もある。

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