実家に住む兄の腹を包丁で刺したとして、兵庫県警神戸北署は12日、殺人未遂の疑いで、神戸市北区北五葉の訪問介護士、橋口卓旺容疑者(29)を現行犯逮捕した。同署によると、「兄とけんかになり、兄を殺すつもりで家から包丁を持ってきた」と容疑を認めている。 逮捕容疑は、12日午前1時半ごろ、同市北区鈴蘭台の実家の2階の部屋にいた兄(47)の腹を包丁で刺し、殺害しようとしたとしている。兄は救急搬送されたが、意識はあり、命に別条はないという。 同署によると、橋口容疑者は兄と何らかの理由でトラブルになっていたという。同署が詳しい経緯を調べている。