12日未明と早朝に、福岡県田川市と朝倉市で酒を飲んで車を運転したとして、男2人が現行犯逮捕されました。 警察によりますと、12日午前4時前、田川市番田町の交差点で信号が青になって発進した軽乗用車が不審な動きをしたのを、パトロール中の警察官が目撃し、停止を求めました。 軽乗用車を運転していた男の呼気を調べたところ、基準値の約3倍のアルコールが検出されたため、警察は、男を現行犯逮捕しました。 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、田川市上本町の27歳の会社員の男です。 男は、「酒盗を食べただけで、お酒は飲んでいない」と逮捕当時は容疑を否認していましたが、現在は取り調べに対し、容疑を認めているということです。 「仕事のストレスが溜まって我慢できずにコンビニでビールを買って飲んだ」と言ったり、「梅酒を持ってきて飲んだ」と言うなど、供述内容が変遷していて、警察は、男が酒を飲んだ経緯などを詳しく捜査しています。 また、福岡県朝倉市では、12日午前7時半すぎ、軽四輪貨物車に、パトロール中の警察官が停止を求め、運転してた男の呼気を調べたところ基準値の4倍を超えるアルコールが検出されました。 このため警察は運転していた朝倉市三奈木の52歳の無職の男を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。 警察の取り調べに対し、男は、容疑を認め「夜中3時に自宅でビール1杯と酎ハイ1本を飲んだ」と話しているということです。