英ロンドン郊外の反移民デモ、再び「暴力的な騒乱」に 5人逮捕

【AFP=時事】英ロンドン郊外で20日夜、難民認定申請者を収容しているとされるホテル前で行われていた反移民デモの一部参加者が再び暴徒化し、警官隊に瓶や発煙筒を投げつける事態となった。 警察は、ロンドン北東のエッピング地区にあるベルホテルの前で行われた集会で、「暴力的な騒乱」の容疑で5人を逮捕したと発表した。 「残念ながら、またしても平和的に始まった抗議デモが無分別な暴力に発展した。警察官の一人が再び負傷し、警察車両が損傷した」と、エセックス警察の上級警視サイモン・アンスロー氏は声明で述べた。 英PA通信によると、ホテル前には数百人が集まり、警察のバンが施設の入り口を警備していた。 デモ参加者らは「子どもたちを守れ」「彼らを帰国させろ」と叫び、「外国人犯罪者の追放」を求める横断幕も掲げられていた。 今月始まった抗議デモは、難民認定申請者が性犯罪で訴追されたことをきっかけに参加者の一部が暴徒化した。先週の衝突では、8人の警官が負傷した。【翻訳編集】 AFPBB News

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