投資を名目に知人女性から現金約1000万円をだまし取ったとして、高松市の元介護士の女(66)が再逮捕されました。 詐欺の容疑で逮捕されたのは高松市牟礼町の元介護士の女(66)です。 警察によりますと、女は2019年11月、さぬき市の知人女性(当時57)に対して、商工ローンと題した書面を交付した上で「私の叔母が商工ローンという融資事業をしています。短期の貸し付けで高い利息が得られます」「元本は保証します」などとうそを言い、女性から200万円をだまし取り、さらに2019年12月、同じ女性に対して、対面やメッセージアプリで「商工ローンの新しい商品がでます。40%の高利息です。」「融資額250万円に決定しました」などとうそを言い、12月25日ごろ、さぬき市内で、女性から250万円をだまし取ったほか、2020年1月に96万円、2月に160万円と300万円を受け取った疑いです。被害金額はあわせて、1000万円を超えます。 警察の調べに対して女は「金額はわかりませんが、間違いありません。」と容疑を認めているということです。 警察は、6月17日に同様の手口で、別の知人女性から550万円をだまし取ったとして女を逮捕していて、今回の女性からは4月7日に被害届を受けて調べを進めていました。 女による同様の被害を訴える届け出が複数寄せられているということで、警察では余罪についても捜査を進めています。