職場の机に設置した小型のビデオカメラで、同僚の職員を盗撮しようとした疑いで逮捕された奈良県の職員らが、懲戒処分を受けました。 41歳の男性職員はことし4月、同僚の女性のスカート内の下着を盗撮しようと、職場の机の下に小型のビデオカメラを設置した疑いで逮捕されました。 奈良県によると、男性職員はその後略式起訴され罰金50万円を納付したということですが、県は停職3カ月の懲戒処分としました。 男性職員は現在、職場には出勤しておらず、県の調査に「4月から5月にかけ、逮捕された件とは別に7~8件、同様の盗撮を試みた」と説明しています。 また、ことし3月に事務所内の階段で後輩の職員が道を譲らなかったことに腹を立てて腹部を蹴り上げたとして、吉野土木事務所に勤める再任用の男性職員(62)が減給2カ月の処分を受けています。